社長就任のごあいさつ
(2024年10月23日就任)
2024年10月、アクアス総研創業社長に代わり、私が2代目社長として大役を仰せつかりました。大任ではございますが、情熱と覚悟を持ってこの重責を全うすべく決意を新たにしております。
私は先代社長の長女として、2000年に入社。セントラル浄水器の胎動期に、暮らしの水に悩まれるご家族の一助となるよう事業の基盤づくりに従事してまいりました。当時はまだ商品の知名度もなく、まして名もない小さな会社への信頼度も低い。その現実は、「父とともに会社の盤石な基盤を作る!」と、期待に胸を膨らませ入社した私には少なからずショックな現実でもありました。そのような中にあっても、先代社長の「浄水器という"モノ"ではなく、安心という"コト"を提供するんだ!」という、ゆるがぬ熱い想いに突き動かされ、パイオニア企業だからこそ直面する壁を1つずつ丁寧に、真面目に乗り越えてまいりました。
今ある品質・サービスは、お客さまや工事店と真摯に向き合い、何度も何度も磨きをかけてきた結果であり、セントラル浄水器業界を見回しても、私たちパイオニア企業のチャレンジは無駄ではなかったと、安堵しています。
創業から34年、今では満足度94.9%、ご継続率95.9%を堅持できる企業にまで成長することができました。これまでに寄せられたご愛用者さまからのご期待と戒め、工事店各位のご協力、ともに歩んだスタッフ皆の成長が、アクアス総研の発展の歴史の中にあると実感しております。ここに深く感謝申し上げます。
私たちは今、人生100年時代を生きています。AIの進歩で、人の暮らしは便利な方へ大きく変化しつづけています。しかし一方で変わらないものがあります。それは私たち人間にとって、どれだけ技術が進んだ未来であっても、水は不可欠であるという不変の事実です。そしてこの「水」がいつでも当たり前に存在することは特別であり、普遍ではありません。だからこそ、人と水の豊かさの追求と地球の豊かさを守ることとは、常に同時に行われなければならないと考えます。暮らしの水に従事するアクアス総研にとって、人と地球のサステナブルな取り組みは、事業の根底に組み込まれたミッションなのです。
水を使うすべての人が5年、10年、その先の未来もずっと豊かにずっと笑顔で暮らせるよう、スタッフ一丸共通の視座を持ち、サーキュラーエコノミーの循環の中でミッションに挑み続けてまいります。
このたびの社長交代に伴い、創業社長の岸は取締役会長に就任いたしました。今後も、これまでに積み重ねてきた信頼を要に、アクアス総研のDNAをしっかりと受けつぐことをお約束いたします。
「パイオニア企業としての責任」
「サステナブルな未来に向けて事業を推進」
「人にしかできないことを、真心こめて」
この3つの柱を軸に、お客さまにご満足いただける事業の継続に邁進してまいります。
そして会社のビジョン「明るい明日にバトンをつなぐ」を体現するため、ご縁をいただいたお一人おひとりに寄り添い、人と水の豊かさの融合を通じて、企業価値の向上と人生100年時代のウェルビーイングな未来づくりに貢献してまいります。
2024年10月23日
代表取締役 岸 真理子